怒られた
朝からいきなり 「 解消 」のような内容のメールが届いた。
あまりのことに愕然とする。
『主の仰りたいことの内容は理解します。』
『達成させるには···と考えてくださったこととは思いますが···』
と、伝えたにも関わらず。
メールだとまた、勘違いされ?思い込まれて、自己完結されてしまいそうなので、言いたいことは理解していること、直接、話をしたいことを伝える。
奇しくも3人会の日の朝。
「来るのか?」
『主さまが来られるなら、行きます。』
その後は、いつものように連絡をする。
Sさまに責められている最中に主から数回連絡が入っていたことを後から知る。
なんて、バツが悪いんだろう。
おまけに無口。
いつもはわたしがすることも ご自身でされていく。
Sさまは気にされる様子も無く、責め続ける。
お風呂に入ろうとしている時にSさまから《主が呼んでいるから行くように》と伝えられた。
テーブルを挟んだ向かいに座る。
あまりの怒りように圧倒される。
でも、怖くない。
わたしが悲しいとか、残念だとか書いたのが怒られる原因だったらしい。
「伝え方があるだろう!!」
『えっ??? そこですか???』と内心 思う。
更に、「別れたいのなら···」「怒るようなことを書いている事がわからないのか?」云々。
いえいえ。
ちゃんと、お考えと仰りたいことはわかっています。
ただ、ピアスの個数が全てを示すということに違和感がある。
ピアスはあくまでもプレイの1つ。
「代替え案は···?」『ピアスでない他のこと。』「視覚化してわかるようにするにはピアスが···」『必ず付けられるものではありません···』「案を出せ。」『···』「Sさまに5分だけ時間をくれと言っている。」『エーッ(内心)』「時間が過ぎた。行け。」『えーっ』
5分で纏まるような話ではないと思いますが···
朝からいろいろとあったみたいで、苛立っているのはわかりますが···
「行け! (ガルル···)」な雰囲気にスゴスゴとお風呂に向かう。
また、怒られた。
雰囲気で察された Sさま。
慰めてくださった。
でもね。
こっそりとテーブルの上に置かれていたアイスで主さまの気持ちを察する。甘い物はほとんど口にされない主さまが買ってこられたもの。わたしの返答次第だったのだろう。あー、勿体ない。