2ntブログ

お誕生日


主さまのお誕生日の日。

偶然、短時間だけ逢うことが出来ることになった。

お仕事の合間と思われる時間。

少しだけ お茶だけでも出来るといいなぁと思っていた。

それなのに、待ち合わせによく使っている駅まで送ってくださると仰っていただけた。

嬉しくて、お言葉に甘えることにした。

楽しいお話ができたら···

そう思っていたのに。


主さまの開口一番の言葉にドキリとする。

その話題は···
楽しい内容にはならない。

案の定

わたしが話した あまり一般的でない内容に不審な様子で、憤らせてしまった。


ごめんなさい。


笑って 気持ちよく過ごしていただきたかったのに。。。

できなかった。

申し訳なくて、言葉に詰まる。


ごめんなさい。



送ってくださったことに感謝して、憤らせてしまったことにお詫びして、以後の予定に響かないように 車から降りた。



大切にしたかった 主さまのお誕生日。


せめて、後の時間は大切な方々と素敵で幸せな時間を過ごしていただけていますように···


願うことしかできなかった。



安心できる場所


少しは安心できる場所だったはず

だった···


あの日、あの事が起こった時

漠然とした不安感に襲われた。


それまでの その日の楽しい気分が
一気に冷めた。

身体も心も 凍りついたみたいに
冷えきった。

動きはぎこちなく、感情は抜けていった。

恐怖と不安に
ただ泣き叫ぶしかなかった
帰り道。

主さまはお仕事。

連絡したいのを グッと押し込んで
収まるのを待った。

フラフラしながら帰路に就く。

居ない間に触られた室内。


片付けが出来なくなってしまっていて
出来ていないことも分かっていて
少し回復してきたから
始めようとしていた矢先だった。


ひと悶着あって
鍵は渡さなくて済むようになった。

だけど···


ドアを叩かれる。

叩かれるドアの音が恐い。


やっと

少しは安心できる?
そう思えた場所だったはずなのに。


不安が付き纏う。


けれど、離れられない。

また、あの日々が始まる?



逃れられない。


わたしは何も出来ないから。

手助けという介入を受けていないと ダメ だから。


そんな存在でしかない わたし。




本当は拠り所にしてしまってはよくないのだろうけれど

唯一
わたしが一番安心できる場所。


主さまの傍ら。

身体を寄せて主さまの体温を感じる。
心地よい場所。



感謝


主さまをご紹介いただいて
1年が経ちました。

1年前の今頃は、私の都合でお逢いするのを待っていただいていて、メールでのお話を毎日少しずつしていました。

この1年
いろいろなことがありました。

想像だけだったことが現実になる悦び。
全く予想だにせず、戸惑い、怯えたこと。
苦痛と激痛に堪えて過ごした日。
少しずつ変わっていく身体とこころ。
穏やかな時間。
etc.…

主さまとお別れすることを考えたりした時期もありました。

普段メールをしないこともあり、お互いの思いを話すことがとても少なかったように思います。

ある時、お話しをしていて、
“伝わっていなかったのか…”
と日が経ってから発覚し、主さまと一緒に驚いたこともありました。

お互いに 不器用 なのかもしれません。


今は穏やかに過ごせる日が増えてきたように思います。

いろいろな方に支えていただきながら、続けてこられたことに感謝いたします。


ありがとうございます。


これからも、よろしくお願いします<(_ _*)>



nonoka
プロフィール

nonoka

Author:nonoka
主さまと出逢わせていただきました。

M女には程遠い、SM的な行為に興味がある変わりモノ程度だけれど…

岸辺に咲く花のように、主さまに寄り添って咲きたい nonoka。

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