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温もり


ご奉仕させていただきながら、問われたことに答えることができなかった。

不甲斐ない わたしの生活のことを気にかけていただいていた。

問い詰められ、ポツリ ポツリ···と答えていく。

最後に 仮定のこと。
『その時は その時です。』
としか答えられなかった。

口に含ませていただきながら、溢れてくるものを抑えられず零してしまう。

次第に、身体が小刻みに動き出し、鼻水まで垂れてきて啜るようになってしまった。

主さまに気付かれてしまい、顔を上げるよう仰られたけれど、上げることができなくて俯いていた。

身体を起こされ、顔を上げさせられる。
理由を聞かれた後、再び転ばれた。

脚の間で再びご奉仕のわたし。

不意に脚が動き、挟まれる。


そっと。

抱きしめるかのように。


肌から伝わるものともう1つの温もりを。





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nonoka

Author:nonoka
主さまと出逢わせていただきました。

M女には程遠い、SM的な行為に興味がある変わりモノ程度だけれど…

岸辺に咲く花のように、主さまに寄り添って咲きたい nonoka。

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